断熱性能(W断熱)へのこだわり
木の城たいせつのW(ダブル)断熱へのこだわりは、北海道という日本で唯一の北方圏という寒 冷地地域に対しての性能へのこだわりがスタートでした。
そのこだわりは2018年9月6日3時7分に発生した北海道胆振東部地震によりさらに性能を追求することになりました。
それは、あの地震がもし、真冬に起きていたら、ブラックアウトで電気も使用できない状態であったら、多くの人が命を落としていたかもしれません。
そこで、北海道の指定研究機関と相談をし、真冬にあの地震が発生しブラックアウトも発生し3日間、電気が使用することができず暖房機器が使用することができない状態の住宅でも生き延びる ことが可能が住宅の断熱性能を追求しました。
その結果、室内温度23度前後で暖房のスイッチを切り無暖房で3日後に住宅室内の温度が10度以上あれば命を落とすことがないということで真冬の2019年2月26日〜3月1日の3日間、札幌のあいの里にある自社の建物で実験した結果、16度室内温度がありました。
つまり、木の城たいせつのW断熱の断熱性能へのこだわりはこの実験の数値の確認できた断熱性能を基準とすることになり、それが断熱性能へのこだわりです。
超省エネルギー、超高耐久、健康・快適に資する木の城たいせつ独自のW断熱
木の城たいせつの家では、断熱、気密性についても究極の温熱環境を目指しています。
一般的な内断熱には断熱欠損部分ができてしまうことでエネルギーのロスや壁内結露によって躯体の耐久性を損ねるなどの欠点があります。
それを克服するために、壁、天井、床、基礎など家全体を断熱材でくるむ外断熱を加えた木の城たいせつ独自のW断熱を採用。省エネルギー性が極めて高く、わずかエアコン一台で家全体を暖房、冷房することが出来ます。
さらに夏、冬とも住宅内の温度差がほとんどないため、日本で年間2万人以上が亡くなっているヒートショックを防ぐことにも貢献する家になっています。
また木の城たいせつ独自のW断熱は、結露によるダニカビの繁殖を防いだり、構造体の耐久性を大幅にアップさせるなどの効果もわかってきています。
また、北海道で同様の断熱仕様で行った、真冬の外気温が氷点下7°Cまでなった3日間、暖房を完全に止めて室内の温度を測定したところ、3日後も14°C~16°Cを保ちました。
同様の木の城たいせつ独自のW断熱で関東で真夏の8月に冷房を止めて測定したところ、3日間でわずか1°C~1.5°Cしか上昇しなかった。
万が一、真冬に暖房、真夏に冷房が止まってもほとんど生活に支障をきたさないことが実証されました。